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診療ニュース No.011 平成21年5月号

塩化ストロンチウムを用いた
骨転移疼痛緩和療法を開始致しました

2009年より、青森労災病院において塩化ストロンチウムを用いた骨転移疼痛緩和療法を開始致しました。

■ 治療法について
この治療法は、骨の痛みをやわらげるためのお薬(塩化ストロンチウム)を注射することで行います。
なお、外来でこの治療を行うことができ、このために入院の必要はございません。
通常注射の1~2週間後から痛みがやわらぎ、3ヶ月程度効果が続くとされています。
■ お薬のはたらきについて
治療に適した放射線を放出するお薬があり、注射されると骨の成分であるカルシウムと同じように骨に運ばれ、がんの骨転移部位に長くとどまり、その部位に放射線があたることによって痛みがやわらぐとされています。


なお、治療の詳細等につきましては、当院放射線科にお尋ねください。

独立行政法人労働者健康安全機構 青森労災病院
〒031-8551 八戸市白銀町南々丘1番地
TEL:0178-33-1551 FAX:0178-33-3277 (紹介専用FAX)0178-33-1690
ホームページ:https://www.aomorih.johas.go.jp
E-mail:syomu@aomorih.johas.go.jp

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