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うみねこ通信 No.14 平成12年8月号

食中毒に注意!

食中毒の気になる季節ですが、今まであまり注目されていなかったカンピロバクターによる食中毒が増えていると、厚生省の報告がありました。カンピロバクターは家畜やペット、鳥の腸管に住んでいる菌ですが、特に鶏に多く見られるので、鶏肉を調理する時は注意が必要とのことです。高温に比較的弱い菌なので充分に加熱すれば心配ありませんが、少量の菌でも食中毒を起こすので、菌が鶏肉以外の食品に付いたまま加熱不充分で食べることがあれば食中毒につながります。

この菌による食中毒の潜伏期間は2~3日で、症状は発熱や頭痛、めまいなど風邪に似た症状のあと、腹痛や下痢が起こります。一般的には比較的軽症で、特別な治療をしなくても自然に治ります。

予防するには?

  • 鶏肉は、他の食品と別にする…鶏肉の肉汁からも菌はうつります。購入してから持ち帰るときは、肉汁が他の食品に付かないように別にして下さい。
  • 生の鶏肉を切った包丁やまな板は必ず熱湯消毒する…肉汁や切った包丁やまな板は、熱湯で洗うこと。肉専用のまな板を用意しておくとベスト。
  • 生肉の触った手で、他の食品を触らない…鶏肉にはカンピロバクターが付いていると考えて取り扱うこと。加熱しない食品を触るときは特に注意が必要。

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