閉じる
HOME
診療科のご案内
当院のご紹介
ご来院の皆様
採用情報
診療科・各部門
各種ご案内


HOME ≫ 各種ご案内 ≫ 広報誌のご案内 ≫ うみねこ通信 ≫ バックナンバー ≫ 平成21年3月号

うみねこ通信 No.117 平成21年3月号

正しい手洗いの仕方

看護師長補佐  澤橋 芳子

最近、健康志向と感染予防への関心が高まっています。O-157、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ、ノロウィルス等々毎日どこかで耳にしていると思います。除菌製品も多く売られており、皆さんは清潔を心がけて生活していると思います。昔から、「手洗い・うがい」は感染の予防の基本と良く言われますが、言葉だけで方法自体を教わったことのある方は少ないと思います。

私達看護師は、4~5年前から院内の職員に対して、正しい手洗い法を確認・徹底してきました。更に2年前からは地域活動として院外へ出て、保育所や老健施設等へボランティア的に訪問して手洗いの仕方の指導をしています。子供達には手作りの紙芝居で手洗いの必要性を伝え、 楽しく洗える方法を歌いながら教えて好評を得ています。今年度は小学校やフェリー会社等企業への指導と広げています。

正しい手洗い方法について簡単にご紹介します。

<ポイント>
1.30秒以上の手洗い
計ることは難しいです。労災病院の職員は「どんぐりころころ」を2回(2番)歌いながら工夫しています。
2.時計・指輪ははずして洗う
どんなにきれいに洗っても身につけているものの所に洗い残しや雑菌が残ります。
3.自分の手洗いの弱点を知る
洗い残しの多い部分は、爪・指の間・手荒れや傷のある所です。右ききの人は左手を洗う時は力があるのですが、右手は洗っているつもりで も左手の力が弱いため洗い残しが多く見られます。当院では自分の洗い残し調べが出来る道具があり、自分の目で実際に確認ができます。手洗い指導訪問時に持参して利用しています。洗っているつもりでも、洗い残しがありドッキリする方もいます。自分の弱点を知ることで洗い方を工夫し、今よりも確実に上手に洗うことができるようになります。
<正しい手洗いの方法>

正しい手洗いの方法

是非、機会がありましたらご自宅や職場でおためし下さい。 健康のための「正しい手洗い」を身に付け、皆さん元気にお過ごし下さい。

このページの先頭へ