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うみねこ通信 No.136 平成22年10月号

小倉新副院長就任挨拶

この度、竹川前副院長の後任として7月1日より副院長に就任いたしました小倉雄太です。
私は平成8年4月に青森労災病院に勤務しまして今年で15年目になります。この節目の年に大役を承ることとなり重責を感じております。皆様のご協力を仰ぎながら、その責務を果たして参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

専門は外科です。当院には整形外科、心臓血管外科、脳神経外科、形成外科、歯科口腔外科、外科、と外科という名の付く診療科は6つありますが、私の従事している外科では、消化器(胃、大腸、胆嚢など)、肺、乳腺、甲状腺などの疾患に対して、手術を中心とした診療を行っています。

外科系の診療の中心となる手術ですが、現在当院では定時の手術、時間内の緊急手術は従来通り施行できておりますが、時間外の全身麻酔による緊急手術に関しては、麻酔科の医師不足の影響で金曜の夜にしか対応できない状況となっております。せっかく当院を受診または紹介いただいても、手術ができないために対応できないこともあり、地域の皆様、および地域の医療機関の皆様にはご迷惑をおかけしております。

医師不足は社会問題となっており、日本の人口あたりの医師数は主要先進国の中では最低水準で、日本の医師数は経済協力開発機構加盟国の平均的な国より13 万人も不足しているといわれています。とりわけ青森県内の医療施設従事医師数は人口10万人あたり約170人で全国ワースト5位という状況です。このように医師不足は非常に厳しい状況ですが、一刻も早く改善していきたいと思っています。

これから副院長として医療安全対策などを担当して行くことになります。適切かつ安全な医療を提供するのが医療機関の使命であり、この体制をさらに整備、病院全体が有機的に機能して良質の医療が提供できるよう努力して行きたいと考えています。

微力ではございますが「やさしく、あたたかい病院」という理念のもと、当院のさらなる発展を目指して仕事を続けて参りますので、今後とも宜しくお願いいたします。

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