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うみねこ通信 No.179 平成26年5月号

糖尿病内分泌センター開設について

看護師長 澤橋 芳子

今年の4月から消費税が5%から8%へ増税となりました。また、4月には診療報酬改定(2年に一度)もありました。この診療報酬とは行った医療などに対して医療制度から病院などが受け取る料金のことをいいます。

現在の日本の現状としては、少子高齢化が進んでおり2025年には団塊の世代が75歳となり、3人に一人が65歳以上となります。

診療報酬の改定では日本の現状を踏まえて医療は「病院完結型」ではなく「地域」(在宅)で継続していく「地域包括ケアシステム」という考え方を示しました。その考え方は高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した日常生活を営むことができるように医療・介護・介護予防・住まいなどの支援が包括的に確保される体制と定義されています。地域において開業医や訪問看護などのサービスとの連携を強化していくシステムでもあります。今後はその連携システムを利用し、一人一人が健康や病気に対して関心を持ち病気を予防したり、早めに病気に気付き治療を行い重症化予防していくことが重要になってきます。

青森県はペットボトルやカップラーメンの購入や消費量が全国一位です。糖尿病有病率も高い現状です。そこで、今年の6月1日に当院に開設する「糖尿病内分泌センター」は糖尿病専門医を始めとし糖尿病療養指導士の資格がある薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・管理栄養士・看護師などの医療スタッフがチームとなり糖尿病診療の充実と強化を図り、院外の地域の病院とも連携を密にして地域医療の貢献につなげたいと考えております。また、患者さんやご家族が安心して療養生活ができるよう支援していきます。

紙面ではわかりにくい場合が多いと思いますので、6月1日にオープンハウスを開催し、当院センターの説明や医療チーム紹介・講演などを予定しております。

今回を機会にこれからのご自分やご家族の健康や生活について一緒に考えてみませんか?

☆糖尿病・内分泌内科外来については、糖尿病内分泌センター開設に伴って、6月2日(月)の診療より、2階の糖尿病内分泌センターに移動になりますので、あらかじめご了承下さい。

 

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