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広報誌「えんかうんたー」 第102号 2021.3月

勤労者予防医療部からのお便り「えんかうんたー」
「彼岸の話」

春分の日(3月20日頃)と秋分の日(9月23日頃)を中日〔ちゅうにち〕として前後3日間の7日間のことを「彼岸」といいます。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」と呼んでいます。地方によって若干の違いはありますが、先祖を供養し、ぼた餅やおはぎ、お団子や海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供えます。

彼岸という言葉は仏教用語からできたもので、梵語〔ぼんご〕「波羅密多〔はらみた〕」の訳だと言われています。正しくは到彼岸〔とうひがん〕、つまり生死を繰り返す迷いの世界(生死輪廻〔しょうじりんね〕)である此岸(この世)を離れて苦しみの無い安楽(涅槃常楽〔ねはんじょうらく〕)な彼岸に至るという意味です。その内容にも仏教の影響が多く見られますが、他の仏教国には無い日本固有の信仰です。

ある説によると、彼岸の起源は平安時代までさかのぼるようです。

この頃、政権を争う戦いが長く続き、その不安から人々の間で"1052年に仏の教えが消滅してしまう"という「末法思想」が広まり、社会現象になり始めました。信者達は、現世で報われないのなら、せめて死んでから極楽浄土へいけるようにとすがるようになりました。初めは浄土宗の人たちだけの信仰だったようですが、あまりにも戦乱が長く続いたため一般の人にまで広がりました。

仏教の教えには、何でもほどほどが良いという「中道」という考え方があります。その考えと合致して出来たのが「彼岸」だといわれています。春分と秋分の日は昼夜の長さが同じになります。また、暑くも寒くもないほどほどの季節であり、 太陽が真西に沈む時期なので西方極楽浄土におられる阿弥陀仏を礼拝するのにふさわしいという考えから、次第に人々の生活に浄土をしのぶ日、またあの世にいる祖先をしのぶ日として定着していったようです。

お彼岸に良く見られる「ぼたもち」と「おはぎ」は、餅米とアンコで作られた同じ食べ物です。しかし食べる時期が異なる為、それぞれの季節の花を意識して名前が変えられています。春の彼岸にお供えする場合は「牡丹餅」と書き、一般的にはこしあんを使用します。一方、秋にお供えする場合は萩〔はぎ〕の花を意識して「お萩」と呼ばれ、あんは粒あんを使用します。 また、あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、それが先祖の供養と結びついたと言われています。

【参考】ウィキペディアより

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理学療法士のワンポイントアドバイス

2019年末の新型コロナウィルス感染発症から、日常生活や職場環境、働き方は大きく変化しました。

一部ではワクチン接種が始まりましたが、未だ終息が見えず、職場や在宅勤務時の感染防止対策や、一人ひとりが免疫力を高めることを意識した生活を見直すことが重要です。

  1. 基本の感染防止対策を見直しましょう。
    • 人が集まる場所に一定時間滞在したり、対面で会議や打ち合わせをする時は、マスクで鼻と口、顎まできちんと覆い、できる限り換気を行いましょう。
    • マスクを外した後やマスクに触れた場合には、必ず手を洗いましょう。飲食時などでマスクを外す時は、鞄やズボンのポケットに入れず、保管するケースやジッパー付きの袋に入れましょう。在宅ワークでは、使用したマスクの置き場所を決めておきましょう。
    • ドアノブ・エレベータースイッチ・パソコン・電話など共用するものに触れた場合は、こまめな手洗い、手指消毒を心がけましょう。
    • 自分が働く職場のスペースを清潔に保ちましょう。毎日使用する机や椅子、パソコン、小物類などはこまめに拭き掃除をしましょう。

  2. 感染を防ぐために、免疫力を高めましょう。
    • バランスのよい食事をしましょう。免疫物質を作るたんぱく質・ポリフェノールが多く含まれる緑茶や果物、ビタミン、豊富な緑黄色野菜、乳酸菌が多く含まれる発酵食品などが免疫力を整えます。
    • リラックスできる呼吸法、血行を良くするストレッチ、筋力低下を予防する運動などを1日のスケジュールに組み入れて、心身の健康を心がけましょう。
    • 在宅ワークでは、仕事と休息の時間をきちんと決めて、仕事ができるスタイルを身につけましょう。
    • 個人差はありますが、一般的に睡眠時間は8時間が理想的と言われています。良い眠りの質と睡眠時間が得られるように、脳を刺激するスマホやパソコンの終了時間を決めたり、ハーブティやアロマなど、香りでリラックスすることも効果的です。

コロナが終息しても、元気に働くために、感染予防や心身のバランスを健康に保つような生活習慣を続け、健康管理に努めましょう。

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TEL:0178-33-1551(内線2297)
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