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頭部、腹部および四肢で血管造影診断や経血管内治療(IVR)が行なわれています。この検査室ではDSA(Digital Subtraction Angiography)という撮影技術を用い、コンピュータ処理により造影剤で造影された血管のみを表示することができます。また、体のまわりを180度回転させながら撮影することによって、それぞれの血管を3次元画像として表示して血管の走行異常、動脈瘤等の位置関係を瞬時に把握することもできます。
頭部においては、脳梗塞、動脈瘤、脳腫瘍等の血管の状態を調べたり、急性期の脳梗塞に対し直接カテーテルから溶解剤を流し、血栓を溶解する治療を行なったりします。
肝臓や腎臓等腹部臓器の腫瘍や血管性病変における血管の状態の把握や、腫瘍を養っている血管から直接抗腫瘍剤を注入したり、塞栓物質を注入、留置する動脈塞栓術(TAE)などの治療を行ないます。