閉じる
HOME
診療科のご案内
当院のご紹介
ご来院の皆様
採用情報
診療科・各部門
各種ご案内


HOME ≫ 各種ご案内 ≫ 広報誌のご案内 ≫ うみねこ通信 ≫ バックナンバー ≫ 平成12年9月号

うみねこ通信 No.15 平成12年9月号

血圧は大丈夫ですか?

○病院に行くと血圧が上がる白衣性高血圧

血圧を測るのは、簡単なようで難しいのです。心理的な要素ですぐに数値が上下するからです。一度測っただけで少し位高かったとあわてる必要はありません。その典型的なのが、病院へ行くという緊張感だけで血圧が上がるものです。美人の看護婦さんに測られると一層高くなるといったことも、笑い話でなくありうるのです。でも何度測っても本当に高血圧だとわかったら、生活を変えるしかありません。10代、20代でも運動不足などにより増えており、今や、高血圧は決して中高年以降にだけ心配な病気ではなくなったのです。

○40代の男性の40%近くが高血圧の傾向にあります

高血圧の患者は、推定で2,000万~2,500万人。高齢者の5人に1人は高血圧により何らかの治療をうけているそうです。しかしもっと悪いのは40代。ある調査では、40%もの人が問題がありました。働き盛りで不摂生、酒やタバコも多く、外食が多い。当然肥満傾向と、悪循環が続きます。確かに血圧を下げるクスリは開発が進んでいますが、問題は出た症状をおさえることではなく、症状が出ないように生活を切り替えることです。高血圧は人生後半における万病の元。

○牛乳は高血圧とともに骨粗鬆症にも有効です

高血圧には、食事が直接関係しています。まず、ひかえたいのは塩分。太っている人は摂取するカロリーの総量もおさえてください。反対に積極的に多く摂りたいのは、カルシウム、マグネシウム、良質タンパク質、食物繊維です。中でも中高年の女性に特におすすめしたいのが牛乳。1本に200㎎のカルシウムがあり、1日の必要量の3分の1が満たされています。更にカルシウムは50代以降の女性に多い骨粗鬆症の予防にも効果があるので、まるごと食べる小魚などとともにおすすめです。

(労働福祉事業団健康保険組合健康チェックカレンダーより)

院では総合案内の隣と産婦人科・心臓血管外科待合いに自動血圧計を設置しております。健康チェックにご利用下さい。

このページの先頭へ