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うみねこ通信 No.71 平成17年5月号

副院長退任(定年)の挨拶
天野前副院長

私は八戸出身で、弘前大学医学部の卒業です。昭和52年に三沢市立病院から青森労災病院に転勤となり28年間勤務いたしました。後半の12年は副院長として努め、65歳で無事定年退職を迎えることが出来ました。これもひとえに患者様、職員皆様のご支援御協力のお陰と感謝いたします。

今まで整形外科医として仕事をし、とくにライフワークとして脊椎・脊髄外科を担当して来ました。副院長としては、病院の管理者の一人として医療の質と安全性の確保、救急医療を含めた地域医療における青森労災病院の役割等について微力ながら努力してきました。更に、青森労災病院の使命の1つでもあります労災保険医療にたずさわり、障害認定業務、アフターケア診療等、青森労働局、八戸労働基準監督署に出向いて労働行政にも協力してきました。

もう1つの勤労者医療に対しても、産業医として働く人の健康管理、労働災害の予防・治療にも力を入れてきました。

最近では整形外科医は運動器の障害を扱いますので、介護保険審査委員として介護保険認定業務にも協力してきました。

今後は整形外科嘱託医として、主に整形外科外来診療をお手伝いすることになりましたので、今まで診療してきた専門性を生かした労災保険医療、産業医活動、健康で長生きできるように老化と戦うための高齢者医療、介護保険等にたずさわっていきたいと思います。

少子・高齢化の時を迎えて生活の質を考え、健康で長生きするための医学的アドバイス、特に整形外科医がたずさわる運動器の老化の予防問題を考え、皆様の相談に積極的に乗りたいと考えています。これからもどうぞよろしくお願い致します。

副院長就任の挨拶
河津副院長

このたび前副院長天野正文先生の後任として4月から副院長に就任しました河津俊太郎(かわつしゅんたろう)です。昭和63年に青森県立中央病院から青森労災病院に転勤してから17年経過しました。その間第二内科部長として消化器疾患、血液疾患を中心に診療を続けてまいりましたが、多くの人たちに支えられ大過なく務めてこられました。これからは患者さんにとって満足と安心の得られる病院を目指し、すべての職員の協力のもと新たなる職務に対し微力ながら頑張りたいと思います。

私の恩師の前弘前大学学長吉田豊先生はどんなに医学が発達し、治療技術や検査が進歩しても患者さんと接するには「恕(じょ)」の心が大切であると。すなわち「おもいやり」の心が最も大切であると。このことは当院の理念の中にもあります。

近年より良い医療を受けたいと患者さんの目は厳しくなってきています。その選別に応えようと病院は変わり始めています。より良い医療は質の高い医療を実践し、医療の安全を確保する必要があります。それにはチーム医療が大切です。チーム医療は各々が互いに理解し対等な立場で治療に携わるという対等性が重要であると言われています。チーム全体の総合力として、医療を提供し患者さんが望んでいる安全、安心な医療、納得のいく医療が実践できればと思います。

医療は人と人との間で行われるもので、より良い医療を構築し、信頼の絆を結ぶには「恕」の心で患者さんおよびご家族に接することが大切でないかと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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