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感染管理認定看護師 工藤 朝美
今年4月、メキシコに端を発した新型インフルエンザは、いまや日本中に拡大しつつあります。この新型インフルエンザは、感染してもほとんどの方が軽症で回復していますので、厚生労働省は熱や咳があり、新型インフルエンザに感染している可能性があっても、症状が比較的軽く、自宅で療養できる方は、診療所や病院に行く必要はないとしています。 ただし、次のような方は、治療の経過や管理の状況によりインフルエンザに感染することで重症化するリスクがあると考えられていますので、なるべく早めに医師に相談しましょう。
また、もともと健康な方でも、次のような症状を認めるときは、すぐに受診をしてください。
外来を受診する場合は、あらかじめ電話をして受診の時間や方法などを確認し、さらにマスクをして受診しましょう。妊娠している方は、かかりつけの産科医師に電話をして、受診する医療機関の紹介を受けましょう。また、救急車(119番)を呼ぶときには、必ずインフルエンザの症状があることを伝えて下さい。
同居しているご家族が新型インフルエンザになった場合には、以下のことを心がけてください。
<患者さん>
<ご家族の方>
《咳(せき)エチケット》 ※咳やくしゃみとともにウイルスが放出されるのを防ぎます。